賃貸でも大丈夫!壁を傷つけずにDIYで猫の爪とぎ対策をする【その2】ウォリストで壁づくりPart1
DIY初心者が猫さまへの気持ちだけで始めたDIY!
いま振り返って書いていますが、結構行き当たりばったりで恥ずかしい!
メインのウォリストで作る壁編スタートです。
メインの壁の設置方法は和気産業『ウォリスト』と2×4材の組み合わせを骨組みにすることに決定しました。
手を付けた段階では、まだ、壁自体は手間とコストのかかる「雰囲気良く処理した板材を何十枚と用意して1枚1枚打ち付ける」といった妄想しながら、先ずは骨組み、柱を組み上げることを目指しています。
今回はそのあたりを。
ウォリストで壁作り 本編スタート
とりあえず、前回のレイアウト検討の結果に基づいて2×4材の処理をして、「ウォリスト」を取り付ける準備をしていきます。
前回の記事はこちら
ウォリストと他製品の比較記事はこちら
準備するもの
【材料】
2×4材
和気産業『ウォリスト』
TURNER色彩「OLD WOOD WAX」
【工具】
丸ノコ HiKOKI C6MEY(SB)
サンダー SK11 パームサンダー
【道具】
レーザー距離計
定規
設置場所の計測
設置場所の天井までの高さを測ります。
レーザー距離計が一つあると便利です。1人でちゃっちゃと計測できますからね。
柱用の2×4材の長さと設置の壁の幅を測ります。
そんなに価格は高くなくてもDIY用途でしたら精度は十分だと思います。
必要な数量の算出
計測に基づいて柱の間隔を決めます。
当初1枚物の化粧ベニヤ合板ではなくて、短い板を壁一面貼っていこうと考えていたので板の長さの感覚を基準に計算しました。
その後、大きなベニヤ合板を貼ることに変更しましたので、強度を考えながら柱の本数を調整しました。
材料の購入
どれもこれも2400mmくらいはあるので、ホームセンターの車を借りて運びました。
車の貸し出しサービスやっているところが近所には1か所しかなかったので、他店も回りながら一回で運びましたが、おかげで制限時間ギリギリ~、危ないところでした。
コロナの影響もあって貸出サービスなど取りやめているところもあるようですね。
・必要分の2×4材
・ウォリスト
・補強用の材木
・ネジ類
・壁用ベニヤ合板
・塗装関係
近所のメジャーなホームセンター3か所に繰り返し通い詰めて材料を選びました。
2×4材の処理を行う
天井の高さに合わせてカット。
ウォリストはジャッキの調整範囲内であれば多少の長さは吸収できるので神経質になりすぎないように慎重にカット。
表面の処理を行い、必要に応じて塗装します。
丸ノコでカットする
天井の高さから『ウォリスト』分の60mmを引いた長さでカットします。
天井の高さはおよそ2440mm、差し引いて2380mmに印をつけます。
この時のために買っ丸ノコの出番です。
丸のこ使用時に注意すべき点は「キックバック」、スムーズに切れないと歯が止まって丸ノコ自体が跳ね返されます。丸ノコで一番危険な「キックバック」、太ももなどに当たって太い血管を切って失血死など大事になります。
常にまっすぐ切ることを心掛ける、丸ノコを持った時の身体の位置を危険なところに置かないなど気を付けることが大事です。
私は怖がりなので、キックバック防止(軽減)機能の付いたプログレードの「HiKOKI 165mm 深切り電子丸のこ C6MEY(SB)」にしました。
我が家で一番危険な存在ですから安全第一です。
サンダーをかけて表面処理を行う
愛用のSK11パームサンダーで2×4材の表面を研磨していきます。
2×4材って買ってきたままだと結構表面が荒れています。ひびが入っていたり、目の部分が欠けていたりと、塗装時に均一に塗れなくてムラが出るので、塗装前にしっかりと滑らかに削っておきます。
コツとしては木目に沿って、均等に力がかかるように削ること。
木目に逆らうと表面が荒れてしまうので、目で見て、指先で確認しながら仕上げていきます。
SK11のパームサンダーは物凄く軽くて、手のひらに収まる小さなボディ。
木材の表面処理には十分なパワーがありますからお気に入りです。
周波数なのかな、木くずがあまり飛び散らないんですよね。
TURNER OLD WOOD WAXで塗装する
壁用の2×4材は白ベースの色身なのでそのまま使用しますが、カウンター用には色味を合わせて塗装しました。
壁用の加工と一緒にカウンター使用の2×4材も一緒に準備をしました。
調べに調べて選んだのが、TURNER色彩の「OLD WOOD WAX」。
色はウォルナットを選びました。
WAXタイプなのでウエスなどの布系のものにつけて塗り込みます。
古いTシャツを切り刻んでひたすら塗り込みます。
つけすぎないように木目も意識しながら、円を描くような動きでむらなく塗っていきます。
10分ほど置いたら今度はふき取り作業。
きれいな布でふいても色がつかないくらいきれいにふき取ります。
ふくというより磨きです。
磨く圧力で指先が燃え上がりそうなくらいの熱をもちます。
これって、もしかして、やりすぎたら発火しちゃうんだろうか。
WAXで使った布などの後処理を誤ると自然発火もあるみたいだし、、、
色合いが好みになるまで何度か重ね塗りして磨き上げの繰り返し。
木目に沿って吸収率が違うのか、WAXの厚みが違うようで拭きでは対処できないところは数日かけて自然乾燥と併せて磨き続けました。
まとめ
2×4材の下ごしらえ、というか塗装までですけどまずまずの出来。
壁用の準備であれば塗装なしでさっさと組んでしまえば良かったんですが、塗料選びでテンション上がってしまいましたのでカウンターも同時に進め出してしまい、しばらく進まなくなってしまいました。
部屋の中での明暗のバランスを取るのに何度も検討することに。
インテリアにとって「色彩」の要素はかなり重要なため、しっかりと全体のバランスを見て設計する必要があります。
次回は壁の続きです。