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賃貸でも大丈夫!壁を傷つけずにDIY【突っ張り器具】ウォリスト、ディアウォール、ラブリコを比較

ウォリストで壁づくり

ウォリストで壁づくり

 

賃貸一軒家に引っ越して、猫の爪とぎ対策で保護壁を作りました。
「壁の上に壁を貼る」
実現するために調べて思いついたのが、突っ張り棒の原理で好きなところに柱を立てられる製品たち。
基本的に倒壊しない棚などの作例が多かったんですが、間仕切り代わりに壁を作る、という方々もちらほら。

壁沿いに柱を適度な間隔で立てていけば、そこを土台に多機能に活用できる!
この時点で保護用の壁だけでなく、『キャットウォーク』も。。
一番上に透明の板で下から見れるんじゃ、、と妄想が止まらなくなってきました。

そんな突っ張り器具の代表的な3製品、「ウォリスト」「ディアウォール」「ラブリコ」を比較してみました。
作業記録を兼ねた当ブログですが、賃貸物件で傷を気にしなければもっとインテリアを楽しめるのに、という方、多くいるんじゃないかと思います。
少しでも参考になれば幸いです。

参考:製作記事

 

neko-to-ikiru.hatenablog.com

 

neko-to-ikiru.hatenablog.com

 

 

 

ウォリスト、ディアウォール、ラブリコってどんなもの?

ウォリスト

和気産業「ウォリスト」

どこのホームセンターでも売っているDIYでもよく使われる2×4材(ツーバイフォー材)。
そんな統一規格の一般的な木材の端に取り付けて、突っ張り棒の要領で上下(天井と床)を押す力で2×4材の柱を固定するする器具です。(※1×4材のサイズも出ています。)
壁などに固定しなくても地震などでも倒壊しにくい柱になるので、天井までの棚などを作れます。
部屋の中に自由に柱を設置できるため、部屋の間仕切りだったり、ハンガー、収納など取り付けるなど、アイデア次第で部屋自体に傷つけることなくインテリアのカスタマイズを楽しめます。ちょっとした気分転換でガラッと模様替え!なんてことも簡単です。

 

 

ウォリスト、ディアウォール、ラブリコは何が違うのか

代表的なものを3つご紹介します。
上下に突っ張る形でテンションをかけて動かないようにする基本は変わりません。

和気産業製「ウォリスト」・・・ジャッキ機構でせり上がり、天井に圧力をかけて固定します。

若井産業製「ディアウォール」・・・バネの力のみで天井と床を押して固定します。

平安伸銅産業製「ラブリコ」・・・バネとネジの突っ張りの力で天井に圧力をかけて固定します。

見た目もそれぞれ特徴があり、金属製でメカニカルな外見であったり、プラスチック製のポップな形状であったり、インテリアに合わせてコーディネートすることもできます。
もうほんとに選ぶ時には悩みました。楽しいですけどね。

 

和気産業製 ウォリストの特徴

 

特徴はその金属製のメカニカルな見た目、質実剛健で頼りがいがある感じ。実際かなりの強度があります。
木材の取り付けもネジでしっかり固定します。
「ウォリスト」を取り付けるのは天井に当たる柱上部のみです。
柱床面には付属のウレタン製のズレ防止シートを接着します。
天井の高さより60mm短くカットした2×4材に取り付けて仮設置したあとに、ジャッキの高さ調整ネジをしっかりと固定するまでドライバーで回します。
オプション品が充実しており、2×4材を複数縦に並べて幅広い一枚の板として連結できる金具なども販売されており、奥行きのある棚などを作ることができるのは最大の特徴。金具は見た目の統一感もあり、金属製で強度もあるため安心して使用できます。

 

メリット

・金属製で強度が強い
・木材とネジでしっかり固定できる
・見た目がいい!金属製でメカニカルな魅力がありますし、塗装もマットな感じで個人的に◎です

 

デメリット

・ネジでの取り付けなど電動工具を使う必要がある。
・天井の高い位置でドライバーにより固定をする必要がある。
・ジャッキを上げていくと力の強さから天井板を押し上げたり傷つけてしまうことも。設置場所の天井には梁があることを確認しないと思わぬ事故につながることもあります。
・ほかの製品に比べると重かったり、取り付けに工具や力が必要だったりするため、例えば女性一人でやろうとするときついかもしれません。
・見た目が敬遠されるケースもあるかも。ごつく感じる人はいるかもしれませんね。ポップなインテリアには合わないと感じる人もいるかもしれません。

 

 

若井産業製 ディアウォールの特徴

 

室内のDIYでお手軽に柱を設置できる流行の先駆けになった製品です。
くぎやネジを使わずに柱を設置できる。しかもバネの力で押しているだけなので、一人でも簡単に立てられます。

 

メリット

・くぎ、ネジを使わないでプラスチック製のカバーを2×4材にかぶせるだけで工具も必要なし
・力を入れずに一人でも立てられる。
・色は4色、プラスチックの形状はポップな感じでかわいらしい

 

デメリット

・あくまで突っ張り棒、重いものに使用するには強度は足らない
・プラスチック製のカバーは耐久性で不安がある
・プラスチックの質感と、形状もややおもちゃっぽい感じで設置する場所を選ぶ

 

平安伸銅産業製 ラブリコの特徴

 

つっぱり棒の技術を生かしたバネ式のアジャスター。
バネに比べて支える部分に金属製の支柱でがっちり支えられており耐震性にもすぐれ安全性が高くなっています。
その上で、組み立て時に突っ張り棒の要領で気軽に立てられるので女性や家族で簡単に設置できます。
また、女性や家族が楽しめる「安全で手軽なDIYパーツブランド」を謳っているだけあって女性の部屋のインテリアにも合うカラーリングやデザインで評価が高いです。

 

メリット

・突っ張り棒だけではなく金属製の支柱を使うなど強度を確保できるように配慮されている
・突っ張り式の良さは失われていないため、気軽に柱を立てられる
・ブロック調のシンプルなデザインで統一感を演出できる
・カラーリングが上品な柔らかいイメージの多色展開をしているため、女性の部屋にもぴったり

 

デメリット

・気軽に立てられるが、強度を出すために天井部分に近いところのネジの締め込みなどで力が必要になる

・ポップなカラー、デザインだが部屋によっては浮いてします。

 

 

ウォリスト、ディアウォール、ラブリコを比べた結果

ウォリスト、ディアウォール、ラブリコを比較してみて、似ているようで特徴が違います。 目的に合わせて検討しました。 我が家の場合は、なんといっても強度、耐久性が第一です。 天井までの広い面積を支える必要があるのと、地震などでの倒壊を避けるためです。 バネの力ではなく、金属製のジャッキ機構、器具自体をネジでしっかり固定できることを重要視しました。

 

ウォリストを使った感想

設置後感じた1番良かった点はびくともしない強度からくる安心感です。 金属製のメカニカルな見た目も落ち着いた安心感があり、安心感を強くします。 壁を張る土台としてではなく、キャットウォークの土台としても暴れ回る我が家の猫さまからの衝撃を受け止めてもびくともしません。 本当にウォリストを選択して良かったと感じています。

 

 

 

まとめ

私はウォリストを選びましたが、自分の自分の目的、インテリアに合ったものを選択するべきです。 ちょっとしたものをかけるだけでしたら、ディアウォールなどでも強度は十分ですし、気軽に調整しながら設置できます。 気分で設置場所を変えてもいいですしね。 ラブリコも気軽さと強度のバランスもいいし、すっきりとしたスタイルと優しいカラーを選べます。 安心して癖なくインテリアに合わせられることでしょう。 安心して過ごす自分のスペースですから、気持ちよく過ごせることを優先しましょう。